コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方
当社は、お客様や社会の課題解決を通じて、持続的な成長と競争力の強化を図ることにより企業価値の向上を目指しております。 そのためには当社の強みを活かした戦略を立案・実践するとともに、公正かつ健全な企業経営と法令遵守の徹底が必要不可欠であると考えております。 社会課題が激しく変化するなか、当社は更に効率的な経営体制を構築し、変化に対応してまいります。
コンプライアンス
法令や社内のルールなど、コンプライアンスに沿った行動を従業員が取れるよう、従業員が守るべきルールを『日軽金グループ・コンプライアンスコード』に定め全従業員に配布し、コンプライアンスに関する様々なテーマを設定し職場等の単位でコンプライアンス・ミーティングを2回/年開催しております。 また、コンプライアンスに関する相談や不正行為等の通報のための窓口として『日軽金グループホットライン窓口』を利用しており、通報者の保護を徹底した内部通報制度を利用できる体制を敷いております。
リスク管理
事業を取り巻く様々なリスクに対して、事業戦略と調和した的確な管理・実践を通じ、企業価値の持続的向上に資することを目的とした『日軽金グループ・リスク管理規則』を適用しております。 当該規則では事業上のリスクとして戦略リスク、財務リスク、オペレーショナルリスクの分類で具体的なリスクが定義されており、当社は当該それぞれのリスクに対して担当部署を定めて適切に対応しております。
情報セキュリティへの取り組み
当社は、情報セキュリティを重点対策リスクのひとつと捉え、情報セキュリティを含む情報の取り扱いについては 『日軽金グループ情報管理規則』、その情報を保存・利用するための情報システムの取り扱いについては 『情報システム管理規則(ガイドライン)』 にそれぞれ規定し、重要な経営資源としての情報の保護と活用を通じて、組織の信頼性と企業価値の持続的向上に資する取組みを行っております。 また、セキュリティ教育としてメール利用者全員を対象とする訓練を定期的(2回/年)に実施し、セキュリティ意識の向上を図っております。
反社会勢力に対する対応
当社は従業員全員に配布、徹底している「日軽金グループ経営方針・コンプライアンスコード」において、反社会的勢力のみならず、 外部からの不当な要求に対しては毅然とした態度で接する旨を明文化するとともに、日本軽金属ホールディングスのコーポレートスタッフ統括室総務担当を対応総括部署として、 警察を含む外部専門機関、弁護士との連携をはかり、情報収集や研修・啓蒙活動に取組んでまいります。