サステナビリティ

環境活動トピックス

気候変動対応:コンプレッサー更新に伴うエネルギー使用量の最適化

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  • 2021年度より2028年度までの8年間で9台のコンプレッサーを順次更新していきます。更新にあたり工場の要求するエアー量を随時監視し、適切なコンプレッサーの運転に調整します。エンジン式から電動化への移行も合わせて行い、8年間トータルで年間227tonのCO₂削減を見込んでいます。2022年度は1機をインバーター式に更新し、エアー量を調整することで、CO₂削減量は年間で25ton(生産量に準じて増減あり)を見込んでおります。
  • 気候変動対応:自動塗装機導入によるエネルギー使用量の削減

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  • 2022年8月厚木本社工場内第三工場では、環境面や従業員の職場環境についても負荷の高い塗装工程において自動塗装機を導入いたしました。 従来作業員が行っていた工程の大部分を自動塗装機で完了することができるようになりました。補正・修正などの塗装時間も大幅に減り、従来より年間で422時間の作業時間が削減されました。 その結果、乾燥炉やボイラーのガス使用量を年間で約61,000㎥削減、CO₂排出量では136ton削減することができました。 自部署の環境目標である「エネルギーを削減して、地球温暖化防止に努める」に大きく貢献することができました。
  • 気候変動対応:エネルギー削減の取り組み

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  • 工場内では高圧空気を使用し工具・設備を作動させていますが、使用しているエアホースの劣化や破損で空気が漏れてしまうことがあります。当社では漏れを解消することにより、エアー圧縮のエネルギーである電力を削減することを目指しております。 2021年度はドライバン製造ラインでエアー漏れ箇所を確認・改善いたしました。新たに専用の配管流量計を導入し空気量を把握、修理を行いました。その結果、エアー漏れ量は改善前に比べ約半分にすることができ、年間では34tのCO₂が削減されました。 また、コンプレッサーを1台更新し、使用するエネルギー削減を図りました。更新により年間9tのCO₂の排出が削減されました。今後は使用しているエンジン式コンプレッサーを電気式に置き換える予定です。
  • 気候変動対応:電動式けん引トラクター採用

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  • 軽油使用量の多い長尺材運搬用サイドフォークリフト1台を、電動式けん引トラクターに切り替えいたしました。サイドフォークリフトのCO₂排出量は年間で約10tでした。導入にあたっては、車両の形や機能が異なるため、作業位置や作業方法を変更いたしました。 例えば、「アオリ搬入横移動引き込み装置」という生産場所に部品を配置する装置を導入しました。 電動式けん引トラクターは、現在の電力を使用した場合、サイドフォークリフトに比べ、CO₂排出量を約4t削減できると見込んでいます。(アオリ搬入横移動引き込み装置分含まず) 同時に、サイドフォークリフト運用時に課題であった工場内での排気ガス放出、運転手の視界の悪さが解消され安全性が向上いたしました。
  • 資源循環:食堂の食品サンプルを電子化

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  • 従来サンプル用メニューの現物を1日4種類3カ所に置き、利用時間終了後に廃棄していましたが、2022年11月より厚木工場食堂の2カ所に、使用頻度の減ったテレビ会議用モニターを利用したサイネージ方式を導入したことで、食品ロスを削減することができました。
  • 資源循環:食堂から廃棄される調理くずの一部を従来の焼却処分からバイオエネルギー化へ

    2022年11月より厚木市主催「生ごみの資源化事業」に参加し、年間約12t焼却処分されていた食堂から廃棄される調理屑や残飯をリサイクル施設でメタン発酵処理し、バイオエネルギー(電気)としてリサイクルすることができました。

    資源循環:使用済み天ぷら油のバイオディ―ゼル燃料への転換

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  • 食堂で使用した天ぷら油(廃食油)を廃棄せず、外部業者に委託し、燃料へと再生するリサイクルを行っております。天ぷら油はバイオディーゼル燃料として、バスやトラックなどのディーゼル車やボイラー・農機具などに利用されています。年間約600ℓの天ぷら油が、再生エネルギーとして活用されています。
  • 資源循環:製造過程で出たステンレスの端材を新入社員の現場実習に有効活用

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  • 型鋼班(かたこうはん)での新入社員研修において、『製造過程で出たステンレスの端材を使って、ペン立てを作る』という現場実習を行いました。 形状図や展開図の描き方を学び、自分が創りたい形を一人一人が設計しました。工場ラインの作業長指導のもと、工場設備を使用して、端材を切断、穴あけ、曲げ、などの作業を行いました。また切断したものをノギスで測り図面通りか確認しました。 工場では端材がなるべく出ないよう日々努力しています。今回の研修などのように将来の会社を担う新入社員のために、端材を有効活用していきます。
  • 水資源:食堂節水の取り組み

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  • 20年以上使用していた社員食堂の食器洗浄機を、2021年8月に節水効果のあるものに更新しました。また、厨房内で使用している蛇口を節水型のものに切替えました。食堂の水使用量は2020年8月~2021年7月に比べて、2021年8月~2022年7月は43%削減することができました。
  • その他:環境法令勉強会の実施

    2021年より環境法令勉強会を環境担当者やISO内部監査員向けに年2回開催しております。リモート開催により気軽に参加でき、毎回100名ほど参加者がおります。2022年12月に実施した第5回勉強会では、「循環型社会に関する法令を学ぶ」として、廃棄物処理法とプラスチック資源循環法に加え、産業廃棄物処理担当部署による廃棄物削減・分別・処分に関する教育を行いました。自社のごみ・資源の出し方のルールを理解し、守り、資源循環・有効利用を進めていくことの重要性を学び、各部署に持ち帰り展開しております。

    その他:一般社団法人 日本自動車車体工業会 「環境基準・新環境基準適合ラベル」を添付

    「環境基準・新環境基準適合ラベル」は、一般社団法人 日本自動車車体工業会より制定されました。 使用済み架装物の解体作業の容易化を図り、再生資源の利用や適正な処理を促進する”環境に やさしい車体”であることを証明するものです。商用車架装物に関する自主取組み項目を定め、その内容を満たす商用車架装物には、「環境基準・新環境基準適合ラベル」を貼り付けしております。

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