手動伸縮式ISO20・40フィートコンテナシャシトレーラ発売
神奈川県厚木市上依知上ノ原3034
日本フルハーフ株式会社
URL:http://www.fruehauf.co.jp/
平成18年12月11日
日本フルハーフ株式会社(本社・神奈川県厚木市 社長:比企能信)は、手動伸縮式ISO20・40フィート兼用コンテナシャシトレーラ(型式K-FKEH340)を12月18日より全国一斉に発売する。
<新開発フレーム伸縮機構>
従来、20フィート、40フィート(以下ft)兼用コンテナシャシトレーラを販売していたが、20ftコンテナ積載時はシャシ中央に積載していたため、プラットホームから直接、荷物を積み降ろしすることができず、その際は20ft専用のトレーラが必要だった。この課題を解決するために、フレーム後方を約1.6m伸縮させる機構を新開発し、20ft積載時でもプラットホームから直接積載することを可能とした。これにより1台で20ftまたは40ftコンテナの積載、且つどちらの場合でもプラットホームから直接積み降ろしすることができ、コンテナ長さの違いによってトレーラを配車する必要がなく、車両管理の合理化、運行経費の削減を図ることができる。
<コンセプトはシンプル構造>
設計コンセプトを「シンプル構造」とし、後方フレームの伸縮は構造的に一番簡単な手動方式を敢えて選択した。大人ひとりで簡単に伸縮操作が可能。そして最後尾に折りたたまれているプラットホームとの歩み板も簡単に手動で操作ができる。よって、メンテナンス性に優れ、コストパーフォーマンスの高い構造になっている。
また、この歩み板は前後方向の長さを短くしたことで、プラットホームからコンテナ間口までの距離が約50cmとなり、フォークリフトを使った積み降ろし作業時、移動距離が短くて済むという大きなメリットがある。
<更なるメリット>
このコンセプトにより、更にメリットが付随する。
1.収縮時、駐車スペースが少なくて済む。
2.同様商品の中でも交差点など旋回時の所要道路幅が小さい。
3.タイヤはスーパーシングルタイヤの中でも市場入手性の良い偏平率65%を採用。
また、新型型式を近日取得予定で、2008年4月以降の20ft2軸増トントレーラ基準緩和期限終了後に対応するトレーラとして、早期からの代替需要増を見込む。
【主要諸元】
型式K-FKEH340 車輌重量:5,370kg、全長:13,000mm (40ft時)、11,365mm (20ft時)、全幅2,465mm
【発売日】
2006年12月18日
【販売価格】
485万円
【販売計画台数】
500台(年間)
お問い合わせ先:日本フルハーフ㈱ 営業推進部 TEL:03-3474-5641